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どうやら2月28日十色難波の段、確定した模様です。
やるしかねえ状況になりました。

というのに、まったく別物の妄想がただいま膨らんでおりまして。
以下ネタメモ。



学期末考査の名目で、実習に出ることになった五年生。
2人1組でペアを組み、苦手な分野の忍務を遂行し、お互いがそれを評価しあうというもの。
もちろん三郎は雷蔵と組むわけだが、今回の実習について、三郎は教師から1つの密命を受ける。
それは、雷蔵の優しさゆえの迷い、つまり実習においていまだ人を殺めたことのない雷蔵に、あえて人を殺させるというもの。
卒業後、双忍としてやっていくことを考えているのならなおさら、雷蔵にそれをさせなくてはならないのは、命を奪うことへの迷いを断ち切ってやらなければならないのはお前だと諭される三郎。
もちろん三郎は本心では雷蔵にそういうことをさせたくない。
そういう役目は自分のものだと思っている。
けれど実際の忍務、学園を離れてからの実戦の場では、そういうエゴは許されないことも分かっている。
本音を押し殺して三郎は頷く。

いざ忍地へ赴き、それぞれの与えられた課題を順調にこなす二人。
両者ノルマを達成して、さて帰ろうかという時、三郎は冷静を保ちながら「雷蔵、これが君に与えられた本当の課題だ」と前置いて、とある砦の主要人物を殺せと言い放つ。
混乱する雷蔵を、教師の言ったままの言葉で無理やり納得させる三郎。
「今のままの君では、実戦に放り込まれても他人の足を引っ張ることになる。君だって、自分の甘さは少なからず自覚しているだろう。優しさは命取りだ。忍びとして生きてくと決めた以上、自分の中の修羅といつかは向き合わなくちゃならないんだ」

覚悟を決めた雷蔵とともに、砦へ乗り込む三郎。
三郎は雷蔵が確実に目的の人物を殺したかどうかを見定める役割も言いつかっていた。

そしてついにその時が来て、忍器を構える雷蔵。
だがその眼にはいまだ迷いがある。
敵は雷蔵に気付いていない。
しかし一瞬でも躊躇すれば、すぐに相手方からの反撃が予測される状況。
踏み出す雷蔵。
三郎は高殿からそれを見ていたのだが、最後の最後、的に刃が届く瞬間、雷蔵の前に飛び降り、その手を抑える。
「だめだ、雷蔵……!」
忍びとして致命的な欠点であろうと、それが自らの命を危険にさらすことになっても、君は、手を汚してはいけない。
その時は、私が、君を守る。

結果として敵襲に気付いた砦側。
すぐさま攻撃が開始され、三郎は足を負傷する。
どうにか砦を脱出し、追手から逃げようとするも、怪我を負った三郎をかついだままでは短時間でそう遠くへはいけない。
そして雷蔵は覚悟を決める。

「僕が、君を守る」

雷蔵の修羅が目を覚ます。

教師たちの会話。
「迷いを断ち切るべきは鉢屋三郎の方なのです。彼は不破雷蔵に対して、大きな思い違いをしている。むしろ崇拝していると言ってもいい。不破の万人への優しさが失われる瞬間を恐れ、独りよがりな感情で、忍としての覚醒を妨げているのです。だからこそ、そのことを自覚させる必要がありました」
全ては教師たちの思惑の内だった。

矢羽音で三郎・雷蔵ペアのピンチを知った他のぺアは、しかし救出には向かうなと牽制される。
「大丈夫かな」心配する勘右衛門にぽそりとつぶやく兵助。
「そういう試験なんだ。心配要らない。雷蔵は強いよ」

次々と襲い来る敵をあざやかに倒していく雷蔵を目の当たりにし、自身も覚悟を決める三郎。
「そうだ……私たちは双忍だ」
どちらか一方だけが、ぬるま湯の中にいて許されるはずがない。

立ち上がり、歯を食い縛って加勢する三郎。
退路を開き、徐々に砦から離れていく。



みたいな。
暴君完成した後はこれで1本作ろうかと思ってます。
さて、吐き出したところで内職片付けよう。


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